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3月28日(土)
  「電機大企業の危機宣伝を打破しよう、金融危機と企業会計のからくり」緊急学習会

 電機労働者懇談会(電機懇)は、3月28日(土)都内で「電機大企業の危機宣伝を打破しよう、金融危機と企業会計のからくり」をテーマに緊急学習会を開催しました。
 この学習会には、10企業の21職場・電機ユニオンから44名が参加しました。
 電機懇今井代表は「09春闘の本番直前に各企業が一斉に巨大な赤字決算となる見通しと発表し、ベアゼロ・労働条件を全面的に切り下げてきた中、学習会を行なう事にした」と開会挨拶をしました。
 講演は、角瀬保雄法政大学名誉教授より、アメリカ発の金融危機を歴史的に解明され、「世界同時不況」と実体経済への影響を自動車産業と電機産業に言及、日本企業の会計と米会計基準・国際会計基準について企業会計が国際化に向っていると説明、税効果会計について、日立が09年3月期連結決算で7000億円の赤字になると発表した内容に2500億円分の繰延税金資産を取り崩した事にふれ「企業会計と税務会計」の違いを解明され、最後に内部留保の考え方と実態を説明されました。
 質疑では、講演に関連して5名から出さた質問にそれぞれ丁寧に説明をして頂きました。
 職場報告では、電機懇井坂政策委員長より「電機連合の09春闘の結果と特徴・問題点」について、日立から馬場さんが「日立の決算における7000億円の赤字内容」、NECの森さんから「NEC真空硝子における再雇用の闘い」、OKIセミコンの鹿野さんから「八王子工場における700人の早期退職・派遣切り裁判の闘い」について報告されました。
 最後に、電機懇谷口事務局長は、許すな!雇用・営業・暮らし破壊、なくせ貧困!仕事よこせ「4・22中央総行動」に参加してともに闘おうと呼びかけました。

当日の会場風景



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